2020年6月某日、IEに進学を決定した私費留学の日本人のうち6名で座談会を開催し、志望理由やこれからのことなどについて振り返りました。
※動画の下に抜粋・要約があります。
①合格者6名の素顔とは・・・?(5分)
②合格者6名のWhy MBA とは・・・?(6分)
③合格者6名のWhy IEとは・・・?(12分)
④合格者6名が今後頑張りたいこととは・・・?(4分30秒)
※フルバージョンはこちらから。(28分)
登場人物
■のぶおさん:素材メーカーに8年間勤務後、アントレに興味を持ちIEへ 。
■コカのさん:大学に6年通いテック系エンジニアをした後、アメリカ、タイ、ベトナムでクラウド事業を運営。 ミュージシャンでもある。
■よかたいさん:電機メーカーに7年勤務。経理財務部で新規事業プロジェクトや収支予測管理を担当。
■taxiさん:メディア系ベンチャー企業で新規事業立ち上げを担当。 大学には6年通い、ペルシャ語を学んだり、バックパックでヨーロッパ、中東、アフリカを回ったりしていた。
■Hughさん:電機メーカー勤務。人事を7年、国内外の営業マーケティングを5年担当。大学のGPAは低め。 海外MBAドットコムで、他校の日本人留学生約200名と次世代に向けた支援をしている。
■Penさん:高校時代ブラジルにサッカー留学、大学までプロサッカー選手を目指していたが、大手IT企業に就職。 Eコマースをモバイル事業を経験した後、1年間プロサッカークラブに出向。データに基づきサッカーの意思決定精度を上げる業務に従事。卒業後はヨーロッパのクラブで働きたい。
Why MBA?
Pen:MBA留学の目的は、ヨーロッパでのネットワーク作り。MBAを取得してヨーロッパの意思決定層に認められる人材になることです。当初MBA以外のスポーツに特化した学位を考えていて、合格ももらっていました。しかし、以前、取締役会で新しい社長を選ぶ場で候補者の経歴を見ながら議論していた時、ポイントの1つが「どこのMBAを出ているか」だったんです。ヨーロッパのクラブと契約してもらうために、ヨーロッパのトップレベルのMBAを取りたいと思いました。
Hugh:自己成長するために30歳までに海外勤務か海外留学したいと思っていました。ビジネスを学ぶならMBAだと思って漠然と留学準備をしていましたが、運よく海外勤務できることになりました。海外勤務できればMBAは必要ないかとも思ったんですが、海外営業で結果を出せず悔しい思いをしたので、帰国後、再度MBAを目指すことにしました。入社10年目の頃、イギリスのビジネススクールのサマープログラムに参加して面白いと思ったのも、MBA留学を目指すきっかけになりました。
のぶお:「経営のプロとして地元の山梨県をビジネスの力で盛り上げていく夢を実現するために、必要なネットワークやスキルを得たくてMBAを志しました」というのがエッセイに書いていた理由です。本質的には、一度きりしかない人生を豊かにするために、スペインでの1年間の生活が今後の人生の中でかけがえのない経験になると確信して、MBAを志しました。
Why IE?
よかたい:大学時代にヨーロッパを旅行した時、ダントツでマドリードが好きだったのもあって、IEに惹かれました。ただ、他大学も受験していて、その時IEのランキングが凄く下がったので迷いました。最終的には、他人の指標で自分の人生を決めるのではなく、自分が惹かれたところに入学するのが一番だと思って、IEに決めました。
taxi:将来、国際機関に勤めたいのでコアバリューにHumanitiesを掲げているIEに目を向けました。あと、ベンチャー企業で働いており、IEは起業家が創設したと学校だと聞いて親和性が高そうだと思いました。プログラムでは、Social Impact Labがしたくて、新興国でのプログラムを明確に打ち出しているのはIEしかなかったので、 必然的にIEを選びました。自分のようなペルシャ語を専攻していたような変わった経歴の人も受け入れてくれそうな風土があると思ったこと。大学時代に初めてバックパッカーとして訪れた国がスペインだったので、環境を変えて新しいことに挑戦する時にスペインと縁があるのかなと思ったことも大きかったです。またスペインに行けることになって、わくわくしています。
Hugh:学校を選ぶ時、初めは家族を同伴するので英語圏の方が安心かと思っていましたが、在校生のブログを見ているうちに非英語圏でも大丈夫だと気付きました。ちょうど1年前の7月頃に留活交流会や留学エージェントによる夏祭りに参加して、人を見てIEを選びました。卒業生を見てこういう風になりたいと思ったり、学校側の人が1人1人に対して集団としてではなく個人として対応してくれることに惹かれたりして、専願でIEを志望して合格を頂きました。
Pen: IEを選んだ1つめの理由はネットワークの多様性です。サッカービジネスをしていく上でラテンアメリカは外せないですし、これからアフリカも伸びてくる。他校ではアフリカ人比率が低い中、IEはアフリカからの留学生の受け入れも力を入れています。2つ目は、第三言語が学べること。スペイン語圏の方々は英語を話せてもスペイン語で話しがちですし、現地語を話せる方が信頼を得やすくなるので。3つ目は、卒業後にビザが取れる可能性が高そうなこと。実際にIE卒業生が起業家ビザを取ってヨーロッパで仕事をされているブログ記事を見て、その方とも話をしたのが大きかったです。最後の決め手はキャンパスビジットで自分に合うと確信したことです。IE在校生の方が群れず、志高く、自分のしたいことをして、自分も志高い人たちと切磋琢磨する環境にいたいと思って、アプライしました。
コカの:欧州の他のMBAでも多様性を謳っていますが、IEは在校生のバックグラウンドが多岐に渡るのと、Humanitiesを重視していて、個性豊かな方々と会える可能性が高いと思って選びました。
のぶお:去年の5月にキャンパスビジットした時に在校生やキャンパスの雰囲気に一目ぼれしました。帰国後、日本でIEのイベントに参加したときにも、どうやって日本を変えていくか、どうやってビジネスで世の中を良くしていくか、前向きに考えている卒業生が多くて感銘を受けました。最終的にはIEしかないと思って単願でチャレンジしました。MBAに行きたいというより、IEに行きたいという思いが強かったです。
よかたい:僕はスペインの2年制の学校にも出願していました。フランス、スイス、イギリスの学校にもエッセイを書いて1月に出願する準備をしていたんですが、1月中旬にIEに決めたので、選考プロセス中だった学校も辞退しました。
今後頑張りたいこと
よかたい:マドリードの生活を楽しみたいです。コロナの関係でどうなるかわからないですが、パーティとかバルも楽しみたいです。勉強もしっかり頑張ります。
Hugh:短期的にはベンチャーラボを通してマインドフルネス分野のビジネスに携わりたいです。起業なのか、大企業の中にいるのかは、どちらでもいいと思っています。
Pen:MBA後は5年、10年後を目途に、ヨーロッパのスポーツ業界で得た知見を日本のサッカー業界に還元したいです。また、Venture Labを通してヨーロッパを拠点にしたスポーツビジネスの会社を作って、志のある次世代の方々がヨーロッパで挑戦したいときの雇口になれる会社や場所を作りたいです。