· 

2018年1月入学合格者対談 - 面接

皆さん、金曜日の壮行会は楽しかったですね。7月の壮行会とは打って変わってカジュアルな雰囲気でしたが。

さて、先日の対談では、出願の苦労話のパートでかなりGMATについて話題になりました。

そこで、追加で教えていただきたいのですが、IEの面接はどのように行なわれましたか?

 


実際のinterviewですが、1時間程度で、自分の場合はオーソドックスな質問満載でした。自己紹介、強み弱み、なんでウチの学校?、Why MBA等です。一つだけ、今までと違ったのは、ケーススタディを出されたことです。過去受けた人からは聞いたことがなかったので。

 


インタビュー本番は45分のSkype形式だったんですが回線の調子が悪く、最初にお互い顔だけ確認して挨拶した後は音声のみでした。

質問内容は「オーソドックスな質問しかされなかった」という合格者もいましたが、私の場合は8割が『イレギュラークエスチョン』でした。笑 

奇抜な状況を説明されて「自分だったらどう意思決定するか」を求められるケースを複数出されましたし、あとテック系の質問も多かったですね。これは私がMaster in Big DataとのDual Degreeで出願していたからだと思いますが。

 


そのタイミングで日本に来られていたAdmissionとFace to Faceで実施して頂きました。非常にフレンドリーな雰囲気の中だったものの、面接1時間の予定が1時間半になり、また、個人的には奇抜な質問も多かったと感じました。全体の7割が、「用意していない質問」でした。「なんでこんなに難しいこと聞いてくるんや~・汗」と思っていましたが、でも、Bさんも同じような面接だったようで、私だけじゃないんですね。

 


うちはトリッキーな質問が多いですね。ケーススタディを出される人もいるのは聞いたことがあります。私も後半は質問が難しく、答えるのに時間がかかったのを覚えています。面接でも英語力をみられているので、事前に練習できない質問もあるんでしょうね。皆さん対策はどうされましたか?

 


Interviewについては、結構トリッキーな事を聞かれるとあったので、カウンセラーと過去のIE受験者の 情報を共有してもらったり、過去のinterviewを漁ったりして対策しました。質問を書き出し、自分で回答を用意し、それに対してカウンセラーを通じて練習しました。この時、自分の知らない質問を織り交ぜ、できるだけ実践に近い形で練習を繰り返しました。自分の回答に突っ込みポイントがあるはずなので、そこを起点に詰められても対応できるように、whyを繰り返し、回答に一貫性を持たせるようにしました。

どんな質問が来るかわからないということはあると思いますが、どんな面接にも応用できるように、ぶれない軸が必要だと思います。今までやってきたことと、これからの予定/目標に対して、どのようにMBAが絡んでいるかを明確にする必要があると思います。そうすれば、一定の質問範囲をカバーできます。

 


ネットで情報収集した結果、IEはローリング制なのでインタビューに呼ばれる確率は高い、それでいて最終合格率は2割だし、2nd Interviewが設定されることも結構ある、、ということがわかったので「一発で決める」ことを意識して対策しました。

具体的には想定質問を100個くらい洗い出して、オンライン英会話の講師やAdmission Consultantと模擬インタビューを繰り返しながらブラッシュアップしていきました。

意識したことは「面接プロセス自体を楽しんでいる」ことが伝わるように話すこと。予想外の質問に綺麗に答え切れる人間はそうそういないはずなので「プレッシャーがかかる中、不確定要素が多く柔軟性やクリエイティビティが試される状況を楽しめる人間かどうか」が大事なんだろうなと考えました。実際楽しかったですし、そういう形式のほうが自分を差別化しやすいのでありがたかったです。

 


二回目の面接も最近は多くあるみたいですね。中村さんは皆さんの中でも出願のタイミングがかなり最後の方でしたが、対策期間は短かったのではないですか?

 


私が面接対策を本格的に実施したのは、出願~面接までの約2週間です。IE出願前後にSkype、メールなどを通じて、卒業生やエッセイカウンセラーから過去の面接質問の情報をもらうことからスタートしました。オーソドックスなものから特殊なものまで、重複した内容をまとめると約50問程度だったと思います。IE出願後、すぐにそれらに対して自分なりの回答を日本語で用意し、それを英語で練習しました。

私の場合は、出願後3日程度で面接のオファーを頂いたので、その後更に練習し、面接本番10日前から計5回、3名のコンサルタントに模擬面接を実施してもらいました。個人的に心がけたことは、「楽しむこと」、「普段通り正直に、自分らしく行うこと」、「双方向のコミュニケーションであるという基本を忘れないこと」の3つです。模擬面接結果のフィードバックも良く、自信をもって本番の面接に臨みました。

 


自分の場合も、Admission Officeのアジアヘッドがたまたま日本を訪れる機会があり、都内のホテルでIEについての話を伺えるとのことで出願前にお話しました。履歴書を渡し、過去の経歴や、これからのビジョンについてお話し、IEに入りたいことをアピールしました。そうしたところ、その場でほぼほぼ面接のような形になりました。

なんで今MBAなの?なんでこの学校なの?等。ここではトリッキーな質問があったことを覚えています。たとえば、これからの未来についてあなたの考えを聞かせて、など。ただ、色んなトピックを交えて、 楽しみながらお話できた記憶があります。

 


やっぱり、志望校に関する情報はアンテナをしっかり張って、こうしたチャンスを生かすのが良いですね。もちろん、これってビジネスでも同じですが。

さて、これから面接される方へ、どんなアドバイスをしたいですか?

 


トリッキーな質問については、焦らず考える時間が必要であれば素直にそう言って、できる限りベストを尽くせるようにすれば良いと思います。皆が同じ状況に置かれていますので。

 


やはり、先に述べたように、「楽しく、自分らしく、素直に、会話する」ということで、終始自信をもって楽しく臨めたと思います。これから面接を迎える方へのアドバイスとしては、準備していない難しい質問を聞かれた時は、「自分の過去のエピソードを活用しながら話す」ことをおススメします。そうすれば、自身の記憶ですから自然にストーリーが組み立てられますし、自分らしさと説得力も生まれます。

 


「最後に何か言いたいことは?」に対してはスクールビジットの体験を話しました。私がビジットしたときに案内してくれた在校生の”This school is forward-looking.”という言葉が、僕が訪問して感じたワクワク感と符合したこと。その言葉を聞いて、自分もそのコミュニティの一員になりたいという気持ちが強まったこと。面接担当者が嬉しそうに聞いてくれたので手応えを感じましたね。

IEのAdmissionはほぼ全員がアルムナイで、IEという学校が大好きだからこそその仕事をしているわけなので、学校への熱意が伝わりやすいと思います。

 


これが直接選考にどう絡んだかはわかりませんが、学校本部の方が日本に来られるときは、いつでもアピールできるような積極性があるといいと思います。なぜかというと、最後のオンラインアプリケーション提出の際、どのイベントに出て、どの卒業生知ってる?何かAdmissionと事前に話した?その内容は?等、志望度と繋がりを測るような記載欄があります。

学校としても、少ない情報で積極的に生徒を知ろうという姿勢ですので、ぜひ前もって積極的に自分の興味あるスクールにコンタクトしていただければと思います。

 


最後に、これはとても個人的なことですが、お話ししたいんで言いますね。実は初めにインタビューに指定された日が、妻と一緒に両親学級のため、出産予定病院に行く日でして、悩んだ末にインタビューを優先させる旨、Admissionに連絡したんです。

ですが、Admissionの方から、「両親学級は大事!奥さんと子供を大切にして!面接日は変更するから!」と言われてしまいまして。

結果、面接を一日ずらしていただき、休日にもかかわらず日曜日に実施して頂けることになりました。そういう点でも、IEの温かさ、Applicantsやその家族に対するサポートというものを強く感じました。