皆さんを苦しめるGMATですが、これから受験する人にはどうお勧めしますか?
読解力(文構造把握力・文意把握力)と速読力が、GMATで安定して高得点を取るためのカギだと感じています。GMAT特有の単語も含め語彙力を十分に養うとともに、RCやSC中の難解な文構造を瞬時に把握できる練習を積むのが良いと思います。そうでなければ、スコアは「運」に頼ることになります。
乗り越え方としては、まずは、自分の現状を把握し、分析を繰り返し、点数が取れないタイプの問題をいかに潰していけるかが勝負だと思ってます。あとはCさんおっしゃるように、運の要素も相当効いてくると思ってます、個人的には。仕事柄、時間の捻出が難しかったので、お金で時間買いました。徹底的にやる人は、小学生が通うKUMONまで手配し、小中学生に紛れて通うそうです。
他の人より沢山の予備校に顔を出したので、アドバイス必要な方は是非ご連絡ください。毎日の積み重ねがものを言うと思いますので、自分のように地頭に自信がない人は、 尚更、他の人がやっていない事でアピールする必要があると思います。計画を実行に移し、毎日の積み重ねに落とし込む事で乗り越えられる可能性が上がると思います。
なるほど。やっぱりスコア系は苦しむんですね。
逆に、エッセイの材料に事欠くことはなかったです、人生横道に逸れてフラフラしながらここまで来たため。。。USだとテスト成績重視であり、中々自分という色を出しづらいので、その点欧州は自分という色を見てくれる傾向が強いと思います。GMATの点数が足りずに出願した学校で、先に面接を済ませ、そのままスコアアップのチャンスを待ってくれるところもありました。
私も、社費留学の社内選考で社内選考エッセイを書いており、この段階でWhy MBA?,の部分をまとめていたので、いざ出願の時にはエッセイにおいては大きな苦労はしませんでした。早い時点で、エッセイの王道質問に対して自己への問いかけをしておくことをおススメします。
もう一つ、MBA留学受験において、切磋琢磨できる仲間を作ることが大事です。苦難を共にし、お互いにプレッシャーをかけあうことで、辛い受験生活の中でもモチベーションが維持されます。ぜひ、予備校などを通じて良い仲間を見つけてください。
受けていればですが、IEGATはどうでしたか?
私はIEGATを受け、これに救われた者の一人です。受験に向け、IEGAT受験経験のある現役MBA生や卒業生の方から試験の特徴や仕組みを聞き、また、対策問題などを活用して10日ほど準備しました。これはIEのホームページにも載っていますが、問題は、MathとVerbalが融合されたセクションと、図形問題の二つのセクションから成り立っており、私は図形問題が得意だったので、これを全部解いてからMathとVerbalの融合セクションに移りました。おそらく、図形問題はほぼ満点だったのではと推測しています。
大問4つの全60問です。時間は80分。大問1つに15問。ABCDの4択式で間違えると減点される方式です。そのため、時間が来たと言ってランダムにマークできないのが特徴です。最後に行くほど問題の難易度が上がります。基本的に皆さん解けきれません。大体大問3つ目、4つ目くらいで終わります。読解を見る問題、推測させる問題、簡単な算数の問題(比率、割合)といった問題です。採点の結果は知らされません。
後は、就活の時のweb適正検査と同じ性格診断があります。例えば、一人で働くのとチームで働くのどっちが好き?環境に適応できる?といった感じです。IEと学生とのフィット感を見ているのかなと思います。個人的には、この適性検査はすごくいいと思います。スクールとのフィット感を図る場面は、アラムナイや学校担当者との話の中でしか得られる機会がないので、客観的に可視化するのはいいなと思いました。自分たちはその結果を見ることができませんが。。
IEGATは、「GMATスコアの救済的な位置づけ」と聞かれる方もおられるかと思いますが、この制度があることで、IEというビジネススクールの懐の深さを私は感じました。GMATスコアがMBA生の能力を測る絶対指標ではないことは周知の事実ですが、スクール毎に基準となるGMATスコアを取得していないと、受験しても厳しいというのが現実です。「MBA生にとって、IE生にとって、求めものは何か」という点を考え、コストをかけてIEGATという仕組みを作っているIEというビジネススクールに、MBAへのたゆまぬ探求と、受験生に寄り添ったスクールという姿を見ました。
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